先週購入したCPUアップグレードカードですが、MACお宝鑑定団を見ていたら、デュアルの1.8GHzが発表になったという一文の最後に、驚くべき言葉が……。
「Encore/ST G4シリーズの値下げも発表していました。」
がーん、と思いつつメーカーのwebを見てみると、例えば1.33GHzだと「at $259.95 (price drop from $299.95)」というふうになってますが、1.2GHzと1GHzは「price drop from 〜」の部分がありません。
僕が29,480円で買った1.2GHzが239.95ドル。1ドル117円で計算すると28,074円。変更なしなのかな? そういうことにしときましょう(^^;。
でも、1.33GHzが259.95ドル。換算すると30,414円。GHz単価22,868円。安いです……。
えー、気を取り直してレポートの方を。
まずOS9で起動して、付属のCD-ROMからソフトウェアとファームウェアをインストールします。
が、途中で表示されるreadmeで、ん?、となりました。
・ 次のプロセッサ・アップグレードカードをお使いの場合は、このソフトウエアをインストールする必要はありません。
(略)
- Crescendo/ST G4
あれ、紙の説明書ではインストールするって書いてあるんだけど、と思って英語表示に切り替えてみると、
・ This software is not required for the following processor upgrades:
(略)
– Encore/ST G4 (single processor cards running 1.0 GHz or slower, and dual-processor cards running 500 MHz)
とあったので、たぶんいいんだろうということで、インストールしました。

筐体の中の埃は意外と少なかったんですが、両手に手動のブロアーを持ってシュパシュパしていたら、すぐに握力が無くなってしまいました。修行が足りません。

取り外しは特に難しいことはありませんでした。
標準のヒートシンクを外すのに、極細のラジオペンチが必要とのことですが、うちにあった普通ので問題ありませんでした。
プロセッサカードを外す時はちょっと怖々です。

アップグレードカードはヒートシンクと一体です。
コネクタを合わせて取り付け、ネジを締めておしまい。
ねじ回しは軸が細いのじゃないと入りません。
ここで一つ失敗。
側面パネルを閉めた時だと思いますが、プラスティックの爪が一つ折れてしまいました。
特に使用上の問題はないですが気になります。
閉める時もノブを引きながらやった方がいいみたいです。
さて、いよいよ起動です。
一度途中で止まりましたが、再起動で問題なくOS9が起動。
SonnetのMetronomeだけでなく、Appleのシステム・プロフィールでも1200MHzで認識されてます。

次に、OS Xで起動。
こちらも問題ないです。
とりあえず、いろいろソフトを動かしてみると確かに違います。
今まで重過ぎて実用にならなかった、AdobeのBridgeがまぁまぁ使える感じです。
ここでまた失敗。
もしかしてスリープ出来るかなぁと思ってやってみたら、一応スリープしました。
でも、起こしてみたら「再起動が必要です」という画面が。
再起動したら、どうも設定ファイルがいくつか壊れたらしく、Mailのフォルダが消えてたり(メール自体は無事みたい)、Bridgeが初期設定に戻ってたり。
数字でも違いが見たいので、Xbenchというソフトでベンチマークを取ってみました。
FileVaultという暗号化の機能を使っていたので、これをオフにした場合でもやってみました(表中の「nonFV」)。
それぞれ三回計測した平均値です。
| Xbench 1.2 |
500MHz |
1.2GHz |
1.2GHz(nonFV) |
| Results |
17.64 |
35.12 |
37.47 |
| CPU Test |
18.49 |
41.17 |
44.23 |
| Thread Test |
21.87 |
51.39 |
53.30 |
| Memory Test |
12.93 |
20.65 |
20.40 |
| Quartz Graphics Test |
21.40 |
45.04 |
53.85 |
| OpenGL Graphics Test |
40.62 |
77.31 |
71.57 |
| User Interface Test |
8.82 |
31.07 |
36.88 |
| Disk Test |
30.37 |
25.34 |
27.59 |
なぜかDisk Testの数値が悪くなってますが、おおむねいい感じです。
パーセントでも出してみました。
| 500MHzを100%として |
1.2GHz |
1.2GHz(nonFV) |
| Results |
199.1% |
212.5% |
| CPU Test |
222.7% |
239.2% |
| Thread Test |
234.9% |
243.7% |
| Memory Test |
159.7% |
157.8% |
| Quartz Graphics Test |
210.5% |
251.6% |
| OpenGL Graphics Test |
190.3% |
176.2% |
| User Interface Test |
352.4% |
418.3% |
| Disk Test |
83.4% |
90.8% |
User Interface Testが異様に良くなってます。何のテストなんでしょう?
ビデオカードは換えてませんが、Graphicsの数字も上がってます。
Diskの数字が悪くなってるのはなんでかなぁ。
とりあえずシリアルATAとかを検討しようかと思います。
数字はともかく、体感でもずいぶん良くなりました。ストレスがかなり減りました。満足です。
また何年かしたら、デュアルのにするのか、インテルが載ったのに買い替えるのか、どっちになるんでしょう。
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